
タマゴの殻に入ったプリン。この発想は、元々日本料理から生まれたものです。一品添えやデザートなどをたまごの殻に盛り付けるなど、料理人のちょっとした遊び心から食膳に出されていました。
元来、和菓子では桜餅や柏餅のように自然の葉で食べ物を包むという発想があり、砂糖菓子では色んな形の型押しで菓子皿へ風流に盛りつけます。盛り付けの美しさは、料理人の腕の見せ所。お客様の前に出した時の盛付けへの気配りは現場では当たり前のことです。しかし、食べる人に楽しんでもらおうとした料理人の和の心から、こんなかわいいスイーツが出来上がったことを知ると、日本人として嬉しくなってしまいます。
たまごの殻はご存知のようにモロくわれやすいもの。それをいかにわれないようお客様にお届けするか、それが一番の問題でした。最初は配送時のわれてしまうなど失敗の繰り返し。そんな中、配送業者さんとの協力で、程よいクッション状の材質を見つけることができました。こうした試行錯誤を経て、現在のオリジナル紙製パッケージは出来上がったのです。
他には配送中のプリンの漏れや飛び出しへの対応として、フタに使う素材の問題がありました。パッケージで殻のわれを防いでも、配送中にゆれたりひっくり返ったりしてしまうと、中身がでてしまうのです。食べ物に直接触れる部分ということで、人体に無害で食べても大丈夫な素材を探していたところ寒天を発見。安全性の面でも問題なく、程よい粘着性からフタとして申し分なかったため、採用されました。





